[movie, art appreciation] ちょこちょこ、映画や写真展を

OGRE YOU ASSHOLE ~ 次に観に行ったライブまでの間に、2回の映画鑑賞と写真展を1回観に行ったんだけど。
通常なら1つ1つについて日記に書くところだけど、それぞれに理由があって(あと、書き遅れを少しでも取り戻そうと)まとめて書くことにしました。

 [movie] 未来到達 Vol.2 あなたはAKIRAになにをみる?@ 目黒シネマ、7/20 

akira.jpg
Ctjn2cIUsAAV6HB.jpg

AKIRA』については、3月に同映画館にて鑑賞済み(『未来到達!AKIRA ~あなたはAKIRAとなにをみる?~』)。
今回再度観に行ったのは、同時上映の『迷宮物語』に興味を持ったからで(なので、今回は AKIRA も観たけど割愛)。

(ちなみに、ここの映画館について書くときにはいつも紹介することになるけど、
 今回も独自の展示がロビーいっぱいに展示されていて。
 今回は、前回登場した金田バイクや鉄雄トルソーに加えて、当時のパンフレットを
 引き伸ばしで貼り出すなどされていました。
 AKIRA ハンコも新作があって、変わらずの熱意にはあっぱれなのです)
Image-12.png
Image-13.png
Image-14.png

で、『迷宮物語』の方は。
こちらは3本の短編のオムニバス方式になっている、AKIRA の1年前・1987年の作品(公開は AKIRA より後の1989年)。
『ラビリンス ラビリントス』以外の2編は眉村卓の短編小説を原作として、全編に渡っての音楽担当をゴダイゴのミッキー吉野が担当しているのも豪華だが、3本それぞれが

・『ラビリンス ラビリントス』
  監督・脚本:りんたろう
  声の出演:吉田日出子
・『走る男』
  監督・脚本・キャラクターデザイン・作画監督:川尻善明
  声の出演:津嘉山正種、銀河万丈
・『工事中止命令』
  監督・脚本・キャラクターデザイン:大友克洋
  声の出演:水島裕、家弓家正、大竹宏

という、いずれも豪華スタッフ・声優陣が集結した割には、内容から何から全く知らなかったので、「どんな感じなんだろう?」と。

あまり時間を割きたくないので大まかに言うと、
 『ラビリンス ラビリントス』は、少女がサーカス小屋に迷い込んで不思議な体験をする話。
  物語の前編・後編が他の2編を挟んで、少女の見る幻想として描かれる。
 『走る男』は、カーレースを舞台に主人公のザックがスピードの限界を命がけで求める姿が
  描かれる。
 『工事中止命令』は、ジャングルの奥地でロボットを使って作業されている工事の中止を
  伝えに現地に来た会社員が、主任ロボットが言うことを聞かずに翻弄される話。

いずれも『世にも奇妙な物語』で扱われそうな内容で、それぞれに映像の緻密さが目を引いたが、話自体はどれもあんまり面白くなくて(特に『ラビリンス ラビリントス』はイメージ映像みたいな、台詞も特にない抽象的な内容で退屈だった)。
Image-11.png


 [art appreciation] THE CURE photographs by RICHARD BELLIA
@ 青山 agnes b. Galerie Boutique、8/3 

thecure.png

今年のフジロック、3日目の大トリに登場したのは、4度目の来日にして3回目のフジロック出場になった THE CURE。
当日は YouTube で配信もされて、こちらはウチで観ながら感涙を流したわけで(まだ、1回も生でライブ体験していない)。

そして、フジロックに前後して、表参道駅近くにある agnes b. 青山店 2F に去年12月に開設された『agnes b. Galerie Boutique』では、フランス人フォトグラファーのリチャード・ベリアが撮影した THE CURE の写真展が開催されていて、フジロックの感動をそのままに(観たのは配信だけど・・・)観に行ってきました。

写真 2019-08-03 14 54.pngB1F が MENS・1F が LADIESとなっている agnes b. 青山店の 2F、ギャラリーに早速入店してみる。
すると、彼らの 80's ~ 現在に至るまでのライブシーンやオフショット・アー写がきれいに展示されている。
THE CURE のデビューは1979年、リチャードが写真家としてデビューしたのは翌年の1980年だというから、お互いが世に出だしたころから撮影する側・される側として40年近く関わってきたことになる。

中にはカラーのものもあったが、多くは白黒の写真で、オフショット写真では vo. ロバート・スミスが化粧をしていなかったり、とてもリラックスした表情のものもあったりと、その親密さ・信頼の度合いが伺えるのが良くわかって。
単純だけど、「やっぱり、ライブシーンはカッコいいな!」というのもあったし、「こういう一面もあるんだ」というのも垣間見れてとてもよかったです。

写真については購入も出来て、安いもので 約\70,000~ でしたが、もちろん買うことなど出来ず・・・
そんな人たちのために、というわけではないでしょうが、今回のメインイメージの写真を使ったポスターが枚数限定で \3,000 で売り出されると記事で読んでいたので、そちらは購入したいと思っていたんだけど、さすがに 7/25 の初日から10日近く経っていたために完売済み・・・
仕方なく、展示されていた写真の値段リストを貰って退出しました(ただ、このリストは値段とともに写真も出ているので、カタログ的に見れてよかったです)。

そして・・・セール中だったこともあって、地下のメンズ階に行って、普段高い洋服なんて買わないのに、 \10,000 over の短パンを購入するのでした・・・
「ボーナス出たので、たまにはいいか」とは思ったけど、その時点で財布の中はすっからかんになりました。
(こちらが、即完だったというポスターです↓)
s_unnamed.jpg


 [movie] カニバ パリ人肉事件38年目の真実(Caniba)
@ ヒューマントラストシネマ渋谷、8/9 

pre_bg.jpg

1981年のパリで、日本人男性・佐川一政(いっせい)がフランス人女性を殺害・屍姦した後にその肉を食したという、俗に言う『パリ人肉事件』。
当時小学生だったこちらでも、「日本人がフランス人を殺してその肉を食べた」という報道はショッキングでよく覚えていて。

実はフランスではこの事件はなんと心神喪失を理由に不起訴になって、フランスで1年の病気療養の末に日本に帰国し、1年の入院を経て、その後は一時期作家活動やコメンテーターもしていたという(その辺りの活動は全く知らなかった)

そんな彼・佐川一政は故人だと思っていたんだけど、実は寝たきりながら今だ存命で、この度フランスとアメリカの合作で外国人監督がドキュメンタリーを撮ったということで、あの頃「人の肉を食べた」という衝撃のみしか理解できなかった事件の真相がいろいろ語られるのではないかと、観に行ってきました。

ただ・・・結論から言うと(個人的感想だということを前提にして)、「紛ごうことなき "クソ映画"」でした。
では、その "クソ映画" の予告編を。

まず、『~ 38年目の真実』 と謳われているが、その真実とは「38年目の現在の彼は寝たきりなんです」という現状報告が大半を占めている。
事件のことについて本人が語っているのは、オープニングの抽象的な自己解説と・本人が出版した『まんがサガワさん』を見ながら、彼を看病する弟・佐川純と談笑(この、笑うのが理解できない)シーンのみ。

で、その他にスクリーンに映されるのは、このおっさん兄弟の顔のどアップ、介護シーン、弟・純のハードMな自慰行為シーン。
終盤で何の説明もなくおばさんが登場するが、見続けていくとそれが佐川一政が出演したというアダルトビデオの相手役の、いわば AV 女優(これが、現役というからビックリ)で、アホな外国人監督が出演を依頼し、佐川の介護をさせているのだ。
演出としても最悪だし(無意味なメイド姿も???)、終始「お金まで払って、何を見せられているのだろう・・・」という、チョイスしてしまった自分への自己嫌悪しかなかったです。

これ以上語ることもないので、ここまで。

それにしてもこの日は、スマホの充電が早々に切れ・映画は最悪・帰りは渋谷-自由が丘間が人身事故で、田園調布に帰りたかった自分は、23:00過ぎに二子玉川経由で自由が丘まで出なくてはならないという・・・最悪の夜だったのでした。


今日2曲目

♪friday i'm in love / the cure

R-1608839-1290812638.jpeg.jpg

No.1050


この記事へのコメント